「ムカつく…」 へ…? 「ムカつくムカつくムカつく…… さわのクセに生意気」 麻千の前髪が、整った彼の顔をチラチラ隠す。 「麻千……?」 「さわなんて嫌い。」 そんなヒドイ言葉を吐きながら、彼は私に… 甘い甘いキスをした。