「聞こえてるなら、返事してよ。」 麻千はそう言って、私の顎を掴む。 「ちょっ!いきなり何す…」 「俺ら付き合ってんだから、こういうことしても良いよね?」 みんなの前で見せている王子様スマイルとは 180゚違う悪魔の様な笑顔で、麻千が迫って来た。