晴哉が居なくなって
一ヶ月がたとうとしていた。


夏休みは明けたけど
学校には行かなかった。




行く意味がなかった。




晴哉の居ない今、

私の人生は光のない、
出口のないトンネルみたい。


泣くことも出来ない位、
自分を見失った。


どこにいっても晴哉は居ない。


学校も売店にも
もう晴哉の姿はない。