部活動を終えて 駅で友達と別れたあと、 いつもの売店へ向かった。 『陽鞠!!』 大きな声が後ろから聞こえた。 毎日この売店で晴哉と 待ち合わせをしている。 『待った!?』 『大丈夫!!』 そんな会話をしながら 2人は電車に乗った。 『まじさ、斜め前の奴がZ会のCMに出てるひとに似すぎてんだよ!!笑』 そんなくだらない話をしながら 帰る時間が私は凄く好きだった。