私はショウに向き直って、笑った。 「笹倉、笹倉港…だよ。」 ショウは、笑って有名になれよ!といい私の頭を撫でた。 そして、 「じゃ、ばいばい。」 「おう、またな。」 2人して、別々の階段に足をかけた。 どちらとも、どちらともを、引き止めることも無く___。