「大丈夫?なんかあった?」 下を向いてじっとしている私の肩を叩いたのは、 後ろの席の角野美鈴さん。 角野さんとは、特別仲が良いわけではないけど 休み時間にお喋りをする程度の友達だった 「話、聞くよ?」 ―――――――… 休み時間 私は、 今までの恋話をいった