「俺だって好きだよ…、考えたくないない…けど…」



考えなければいけないんだ。



「…だったら考えるのやめようよ」



泣きながら実が言った。



「今週の日曜、一緒に輝の家に行こう」



「え…??」



「ちゃんとした真実を聞こう」