鈴蘭は声をきいた気がした。 ー…この世は闇 闇を照すは強き輝き 闇をつつむは優しき光 闇夜に輝くあの月のように 汝、世界を導きたまえ 我、汝を呼び寄せしもの 【神の雫】を与えられしものよ 世界を破滅より救いたまえ…ー