誠の道ーキミと共にー

はっと後ろを振り返ると
そこには
カゴいっぱいに草の入ったの竹かごを
両手で抱えている璃桜がいた。





「隊長格とあろうおふたりが私ごときの気配を
 察知できないとは。」




璃桜は二人のあいだをすたすたと歩いて部屋にはいった。





「修行不足ではありませんか」




そう言いながらかごを下ろした。




そして、倒れている隊士に視線を向けた。



その間、原田と沖田は呆然としていた。





「・・・」




注意深く様子を探るといつも以上に
空気を多く吸い込んで口を開いた





「原田さん!!」



「お?!
 な、なんだ?」



いきなりのことで声が裏返った。



「急いで清潔な布を。あと桶も。
 あと沖田さんは、水を汲んで来てください。
 急いでください!」



「分かった。」



原田が、沖田を引きずる形で2人は部屋を出た。