誠の道ーキミと共にー

「し、しかし、壬生浪の手など・・・」



焦ったように付け足した声が聞こえた。




(・・・この人たちは。


 もういいや。めんどくさい)





「わかりました。
 では、急いで医者に行ってください。
 そしてこの薬を調合するようお伝えください。」




そう言って、私は薬草の書かれた紙切れを手渡した。




「いいですか。
 早く行かないと取り返しのつかないことになりますよ」





(((め、目が据わってる・・・!!)))




私がそう言った瞬間、




「あ、相分かった!」




そういって早々と去っていった。



「さて・・・


 私も行くか」



走り去っていった見廻組の姿を見届けたあと、
私も急いでその場を立ち去った。


先ほど放った矢を回収するのを忘れたままで。




私の姿が見えなくなると道端に落ちていた小刀と矢をわざわざ拾った者がいたのだった。