誠の道ーキミと共にー

「璃桜っ!」



突然降ってきた私の姿に
原田さんが驚きの声を上げた。





「原田さん」



「なんだ?」




私はすぐに立ち上がった




「隊士たちの傷は爪に引っ掻かれたものですか?」


「あぁ、その通りだ。」



「・・・
 沖田さん、今すぐ隊士たちを屯所に連れて行ってください。」





私はそれだけ言うとすぐに踵を返した。




「え、おい、璃桜?」



後ろから戸惑いの声が聞こえたが振り返らなかった。



そして、少し遠くにいる見廻組に近づいた。



「あの、よろしければ
 屯所で・・・」



手当しましょうか。そう言おうとしたが最後まで言えなかった。


次の瞬間には見廻組の怒鳴り声が聞こえた。