「原田さん」
焦る原田のとなりに、沖田がゆっくりと近づく。
「わりぃな、総司。
どうやら俺たちだけじゃあ、無理のようだ」
原田は、折れた槍をカシャンッと地面に落とした。
そして腰にさしていた刀をスラリと抜いた。
「・・・璃桜はどうした?
姿が見えないようだが」
いつもは沖田の隣にいる璃桜の姿がない
「あぁ。
あいつには別任務を任せました」
「別任務?」
沖田の発言に、原田は首をかしげた。
※
その頃、私は民家の屋根を渡り歩いていた。
足音一つ、下で眠っている人たちに気づかれぬように。
(やっぱり、静かすぎる・・・
どうして、こんなにも胸がざわつくんだろう)
野良犬の遠吠えも、
木々の揺れ動く音も聞こえない。
そのことが璃桜の不安を煽った。
焦る原田のとなりに、沖田がゆっくりと近づく。
「わりぃな、総司。
どうやら俺たちだけじゃあ、無理のようだ」
原田は、折れた槍をカシャンッと地面に落とした。
そして腰にさしていた刀をスラリと抜いた。
「・・・璃桜はどうした?
姿が見えないようだが」
いつもは沖田の隣にいる璃桜の姿がない
「あぁ。
あいつには別任務を任せました」
「別任務?」
沖田の発言に、原田は首をかしげた。
※
その頃、私は民家の屋根を渡り歩いていた。
足音一つ、下で眠っている人たちに気づかれぬように。
(やっぱり、静かすぎる・・・
どうして、こんなにも胸がざわつくんだろう)
野良犬の遠吠えも、
木々の揺れ動く音も聞こえない。
そのことが璃桜の不安を煽った。


