誠の道ーキミと共にー

「辛いことがあったら、泣け。
 嬉しいことがあったら、その感動を笑顔で表せ。

 そして、伝えたいことがあったら口を使え」




松本の、優しげな声が聞こえた。




なぜだかわからない。




「・・・」



私にとって、ここはすごく居心地のわるい場所だ。





璃桜は何も言わずただ、頭を下げた。


深々と、きつく目を瞑り。




感情を表に出さないことには慣れている。


今回も、そんなところだ。

















------この人たちと一緒にいると、

自分が壊れてしまいそうで、不安になる。


















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