誠の道ーキミと共にー

「…本当かい?」



山南さんが驚いたように目を見開いていた。




「…」





「この世に生を受けたんだ。



 どうして、生きる事に興味がないんだい?」






近藤さんが優しく問いかけてきた。





「嫌だな。


 そんな、生きる事に興味がないなんて。


 私はそんなこと思ってないですよ?」





嘘はいけないというのは分かっている。


だが、こうでもしないといけなかった。


自分を偽ってでも。



ここを離れることができるのなら、どんな嘘でもつく。



はやく、この場所から離れたい。