誠の道ーキミと共にー

どうして、私を殺すという選択肢は出てこないのだろうか。




…私に殺意があれば、そういう選択肢も出てくるのだろうか。





「…君は殺さない。」




私の心を読んだかのようだった。




「君は、殺さないよ」



再度、赤子に呼びかけるように言われた。



その言葉がだんだんに脳内に浸透していく。




「どうして…!」



そうして浮かんできたのは怒りだった。




「君の目に、人間は映っていない。


 …生きる事に興味がない」




「…」




私が否定せずにいると、全員の視線がこちらに向いた。