誠の道ーキミと共にー

部屋に最後に入った私は、襖の前に座った。





そこで近藤さんが口を開いた。



 

「さっきの試合、俺たちは最後まで見ていなかったけど…」




そこで一旦言葉をきり、私を見た。







「勝手ながら、君の処遇は決めさせてもらったよ。」




「なっ…」



部屋の空気がざわり、とした。




「おいおい、それはさすがに勝手すぎねえか、近藤さん。」



たしか、原田さん(だったかな)が口を開いた。



「確かに勝手すぎるかもしれねえが…


 こいつの腕は確かだ。





 ・・・そんなんが長州の間者だったらどうする」




最後の一言、土方さんのドスの利いた声が響いた。




その言葉に、みんな言葉を飲み込んだ。




長州の間者、ね。
まあ、別にいいけど。