誠の道ーキミと共にー

「土方さんが他人の心配するなんて…


 気色悪いですね」





「なっ…

 てめぇえ!」




これがこの二人の本当の仲なのだろうと思った。



沖田も、土方も自分を偽っている。

自分を偽って、過ごしているのは、普通の人間にとってはきっと辛いことなのだろうなと思った。



…普通ならば。




「二人とも、大丈夫かい!?」



「おや、なんだ。
 元気そうだねえ」




後から続々と道場内に入ってきた。




「璃桜くん、どこか怪我はないかい!?」


山南さんが、すごい勢いで心配してきた。



「総司と一緒だったんだ。

 大丈夫だよ」



それに比べて近藤さんは妙に落ち着いていた。




「はい。

 私はこの通り何もありませんでした。」