「近藤さん、今すぐ、この試合止めるべきだ!」
遠くで土方さんの声が聞こえた。
あんな仏頂面でいつもカリカリしてそうな土方さんでもそんなことを思うんだ。
って、感心してた。
でも、私に感心している場合なんてない。
沖田さんの攻撃がすぐ目の前に迫ってきていた。
やばいな・・・
さすがにこの攻撃に焦っていた。
今までの攻撃とは比べ物にならないくらい強烈だろう。
私は最後の最後まであきらめることなくこの攻撃を回避するための思考を巡らせた。
・・・突破口は一つ。
今の私にできる事。それは-------
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