土方さんは沖田さんを見つめて、ため息をついた
「・・・総司は本当は武家の出だったんだよ。
でも、親と生き別れになっちまってな。
近藤さんのお父上がやっていた試衛館道場に引き取られたんだ。
こいつは、小さい時から辛いことも悲しいことも
すべて一人で背負い込んで俺たちの前では笑顔で振舞ってた。
唯一の姉に見放されたんだと、勘違いもして。」
「・・・」
「姉上は、僕が迷惑だったのでしょうか。
もう、『姉上』と呼ぶことはできないのでしょうか。と
初めて近藤さんとあった時に、そう言われたらしい。
こいつは剣の才能があってそれで妬まれることもあったみたいなんだ。
それでも、近藤さんの役に立ちたい一心で、
ここまでついてきたんだ。」
そう語る土方さんの目には暖かさがあって。
「だから、総司は二重人格なんてもんを持ってしまって・・・」
まるで、沖田さんの苦労は自分の責任だと
そう言っているみたいだった。
「・・・総司は本当は武家の出だったんだよ。
でも、親と生き別れになっちまってな。
近藤さんのお父上がやっていた試衛館道場に引き取られたんだ。
こいつは、小さい時から辛いことも悲しいことも
すべて一人で背負い込んで俺たちの前では笑顔で振舞ってた。
唯一の姉に見放されたんだと、勘違いもして。」
「・・・」
「姉上は、僕が迷惑だったのでしょうか。
もう、『姉上』と呼ぶことはできないのでしょうか。と
初めて近藤さんとあった時に、そう言われたらしい。
こいつは剣の才能があってそれで妬まれることもあったみたいなんだ。
それでも、近藤さんの役に立ちたい一心で、
ここまでついてきたんだ。」
そう語る土方さんの目には暖かさがあって。
「だから、総司は二重人格なんてもんを持ってしまって・・・」
まるで、沖田さんの苦労は自分の責任だと
そう言っているみたいだった。


