誠の道ーキミと共にー

その女郎はさっきから沖田さんのお酌をしていた人で
ちゃっかり沖田さんの右隣に座って、
しかも、腕を絡めていた。



あぁ、すごい・・・

迷いもなく、沖田さんの隣に座れるなんて・・・



しかも、腕まで絡ませて・・・




さすが、私とは違う。


なぜか、してやったり、みたいな目線をその女郎から
送られたような気もするけど、気のせいだよね?


ぼーとしている暇もない、と気づいて
私ははっと我に返った。




「どうぞ、ごゆるりと」



にこりと微笑んでその場を去ろうとした。



だけど、やっぱりそれは叶わなかった。




またもや、沖田さんの腕に引っ張られた。




「藤崎。」





そして、沖田さんはさっき私にお酌を頼んだ隊士を呼んだ。