誠の道ーキミと共にー

どきどきしながら、のれんをくぐる。


「何用でっか?」



のれんをくぐると直ぐに小さな女の子とでくわした。


女の子は、
不審なものでも見るかのような目で私達を見上げた。


あわわ
これは、もう完璧に不審者扱いですね・・・



どうしようかと迷っていると山南さんが、一歩、前に出て女の子の視線の高さに合わせて屈んだ。



「怪しいものではありません。
酒屋のご主人から手紙を預かっています。藍屋さんはいらっしゃいますか?」




さすが山南さん。


にこりと笑うと女の子は
今までの警戒を解いて、私たちに
軽く会釈をすると奥に走っていってしまった。