誠の道ーキミと共にー

「ただいま戻りました」



屯所に入り、直ぐに土方さんの部屋に向かう。



きっと近藤さんは、
土方さんの部屋にいるだろうから、
金平糖を渡すために。


沖田さんも巡察の報告をしなければならないらしく、
一緒に土方さんの部屋に向かった。



「失礼します」


中から「どうぞ」と言われ、
二人で入った。



中には土方さんと近藤さんだけでなく、
幹部たち全員が揃っていた。


「おかえり。
おつかい、ご苦労様」


私達を視界にいれると、近藤さんはにこりと微笑んだ。


ただならぬ空気に息を呑む。


「離桜ちゃん、お茶を持ってきてくれるかな?せっかくだから、みんなで金平糖を食べよう」


近藤さんに促されて私は
お茶を用意しに部屋を出た。

金平糖、私の分もあるのかな?

などと、下らぬ考えをしながら。