誠の道ーキミと共にー

「その様子だと、兄貴には聞かれてねぇよ」



快治がそう言うが、
助六はまだ納得していないのか、
元のように顔をぐっと近づけた。




「本当ですか?」



「あ、あぁ」



「・・・」




まだ、納得してくれないのだろうか。
顔を避けてくれない。



と、いうか・・・


ちかい、非常にちかいっ




ワタワタしていると
後ろから、腕を引っ張られた。





「うわっ」




引っ張られたと思ったら、
背中になにか温かいものを感じた。





「誰だか知らないが・・・

 本当だと言っているんだ。


 近づくな」




助六は、ぽかん、としている。


え、え?



と困惑しているうちにも、沖田さんに手を引かれ
屯所に向かった。