誠の道ーキミと共にー

「あんときはほんま・・・

 えらい、お世話になってもうて・・・」




「いえいえ。
 お気になさらずに。」





なんでも、二人は島原の人たちのようで
花鈴ちゃんは明里さんの新造らしい。




それで、お遣いで町に来たのだけど
はぐれてしまって
一人になったところを
運悪くあの浪士2人にからまれてしまったらしい





「そんな。
 ほんま、すんません。


 なんとお礼を言ったらええのか・・・」





2人は、これでもかと
いうくらい頭を下げた。




流石に私も戸惑う。

そこまでしてもらうようなこと、していないのに。





「大丈夫ですよ。

 それよりも顔を上げてください。


 大事なお遣いの最中ではないのですか?」