誠の道ーキミと共にー

「・・・得体のしれない、毒?」



近藤はキョトンとした。



近藤だけではない、
部屋にいる誰もが疑問に思った。




「聞いていないのか?」



その反応に、
松本も目を見開いた。



「なにをですか?」




その反応に
松本は頭をかいた





「それは困ったな・・・」



言わなかったのには
何か理由があるのか。




「・・・いや、
 なんでもない。


 とりあえず、私はこれで失礼するよ。
 くれぐれも安静にな」




そういって松本はさっさと部屋を出て行った。




「困ったな。
 


 ・・・なにゆえ、毒と言わなかった?」



襖の外。

廊下の先を見つめる松本の目には璃桜の
姿が映っていた。