「卯女ちゃん………なんでそんなに、多いの?」



「だって、お腹空いてるでしょ?」



「そうだけど!………やっぱり食べる。」



「はい。じゃあ、食べたら寝るのよ?明日、始業式でしょ?」



「うん。わかった…。」



あ~怖かった~卯女ちゃん急に睨むし!卯女ちゃんが怖くて受けとっちゃったけど………こんなに食べれないよ…。でも、残したら怒られるしな~。あ!



「もしもし、慎(シン)?今、部屋!?」



「………そうだよ!…」



「何、怒ってんの?」



「……今、何時だと思ってんだよ!寝てたんだっつーの……」



「あ!ごめん…でも、緊急事態だから今すぐあたしの部屋来て!誰にも見つかんないように!」



「緊急事態!?すぐ行く!」



「待ってるよ~。」



数秒後、窓がガラッと開いて慎が入って来た。



「結衣!緊急事態って!?」



「カレー食べて?」



「はぁ!?」