「なんで、慎が出てくるのよ?そんなわけないじゃん!」
「絶対、泊めんなよ?泊めたら、秘密バラす!」
「だから…泊めないって!入ろ?」
「おう!」
「ただいま~!」
「お帰りなさい!結衣~……って、男!?結衣が男連れて来たわよ~!」
そう言ってから卯女ちゃんは、キッチンに戻って料理作りを再開した。
誰に叫んだんだろう?と、不思議に思ってると…お母さんが2階から急いで降りて来た。
「嘘!?結衣が男!?キャーすご~い!」
「お母さん!?なんで、居るの?」
「今日は、早く終わったのよ!」
「ってか、何の仕事してるの?何も知らないんだけど!」
「結衣にはまだ、教えな~い!」
「何それ?まぁ、イイや!今日、樹泊めるね~!」
「樹?…って、この男!?って事は、やっぱり彼氏なの!?」
「彼氏なわけないじゃん!!ってか、もう戻ったら?樹。」
「お…おう!」


