「はぁ!?何それ?樹は秘密主義だし…教えてくれないとは思うけど…慎まで教えてくれないの!?」



「昨日のカレーのお返し。」



「じゃあ、もういいよ!教えてくれなくて!」



「やっぱり、同じクラスにして正解だったわね♪」



「あーそれそれ!クラスが一緒とかは、樹がいい奴だって分かったからいいんだけど…なんでメアド教えたわけ!?」



「別にメアドくらいいいじゃない。減るもんじゃないんだし!」



「そういう問題じゃないっての!」



「そんなに怒らないでよ?」



「黙れ!美鈴(ミスズ)ちゃん!」



「結衣ちゃん、ひどーい!」



「で?放課後の呼び出しは何だったわけ?」



「あ~!修学旅行で何処に行くか決めなさいって言いたかったの。」



「ん~分かった。」



「あと、樹くん生徒会入りね?」



「「「はぁ!?」」」



3人共驚いている。なんで、何の関わりもない樹が転校初日から生徒会入りするのか…その理由は、学園長の次の言葉で分かった…。