俺様な悪魔くん




「…言ってみて?」



「俺とファンタが戦って、俺が負ける」



「っ!そんなのダメ!笑を作戦のために死なせられない!」



「何も死ぬなんて言ってないだろ?お互い、急所を外してぎりぎりまで戦う。もちろんファンタも怪我はする。向こうは俺の実力も知ってる筈だ。ファンタが無傷で帰ってこれる筈がないだろ?だから、ぎりぎりでファンタを勝たす。」




でも、それでファンタ?が急所を外してくれなかったらどうするのよ?


笑…死んじゃうんだよ?




「ファンタ…が急所を外してくれなかったらどうするの?笑…死んじゃうんだよ?」



「あいつは王子のいうことは必ず聞く筈だ。だから…樹が命令すれば心配ないだろ?樹」



「ファング…急所を外して戦え」



「!しかし!」



「これは、命令だ。もし、守らなかった場合は…命はないものと思え」



「っ!…はい、急所を外して戦います。ですが!…相手が急所を狙ってきたら…「あたしがそんなことさせない!だから、安心して?もし、したら…海に沈めるから!」



「だ、そうだ…ファング」