「・・・・・・ファンタ野郎って俺か!?てめぇ…ブッコロス!!」
反応、遅っ!
そんで、俺に合わせてくれたのか?
語尾ら辺が片言にナッテルゾ~
ノリいいな、ファンタ!
「ファンタ~お前、ノリいいな!キニイッタ☆」
「てめぇに気にいられても全然嬉しくねぇ!俺は、王子にキニイラレテェンダ!」
へぇ~王子、ねぇ?
「王子ってドンナヤツ?」
「王子は…心を開かないお方だから、信者が少ないんだ。
王子と魔王は敵対していて、その原因は…お母様だと言われている。
お母様は、王子を生んですぐにお亡くなりになられて…孤児院に預けられてたのを魔王が引き取ったんだ。
でも、王子は誰に対しても心を開かなくて…少しずつ人が離れていった。
そして…魔王までもが、王子を突き放した―…。
でも、本当の王子はきっと優しいお方なんだ。
俺は王子のことを…シンジテル。」
「じゃあさ~ファンタ…俺たちの“仲間”にナレヨ(ニヤッ)」
【笑side終】


