ピッ
「いぃーつぅーきぃーー!!」
あたしはビーチ中に広がるような声で言った。
みんなはもう、あたしの指示待ちで待機していた。
でも、樹がいない!
もう!こんな時に何処行ったのよー!!
プルルルッ ルルルッ
ピッ
『結衣!さっきのは何だ!?』
「樹がいないの!まぁそれはあたしが何とかするけど!大変なの!悪魔に操られた人が30人くらいそっちに向かってるの!」
『はぁ!?どーすんだよ!?』
「とりあえず、沖縄署の人が全勢力で来てくれるし出来るだけ足止めするけど…いざとなったら…結界、張ってね?」
『それはっ…!』
「大丈夫…あたしが支えてあげるから…」
慎がまだ完全に結界を張れないことは知ってる。
でも、“その時”は…あたしが支えてあげるから…


