「あぁ、なら、その中に土方も入れてくれ。


僕、お前と試合してみたいんだ。」


土方は驚いたように僕を見た後、小さく呟いた。


「いいだろう。」


ここに居る土方や沖田・・・


他にも、かなりの強者が居ると見た。


「久々に楽しめるかな・・・。」


「ん?何か言いました?」


「いや、独り言だ。


それより、道場へ案内してくれるか?」


「そうですね。では、付いてきてください。」


そう言って廊下を歩く沖田の背中を見失わないように、僕は歩き出した。