薄暗い路地裏。
僕は、血塗れた刀を手に立っていた。
目の前には倒れた浪士。
そして、僕の前には・・・。
「僕と来てください!」
浅黄色の羽織を着た青年が、僕の腕をつかんでいた。
「なぜだ。」
「見るからに怪しいじゃありませんか。」
今の僕の格好は、黒い着流しだ。
怪しいところは無い。
あ。
「もしかして、この浪士の事か?
別に、こいつ等が先に切りかかってきただけで、僕に非は無いはずだが。」
「そのもしかしてです!
とりあえず、屯所まで来てくださいね?」
浅黄色の羽織・・・屯所・・・
こいつ、新撰組か。
