｢学校では
他の男と仲良く
してるわけ？
お前にその気が
なくても相手に
その気になられたら
一緒だろ｣
｢…なんで‥
なんでそこまで
言われなきゃ
いけないの？
学校で誰と話しようが
あたしの勝手じゃん!!
ヒロさんの言ってる意味
さっぱり
分かんない!!｣
止まらなかった
こんなこと
言いたくなかったけど
酷いよ‥
別にヒロさんを
裏切ったわけじゃない
平野くんと
話しただけ
クレープを
たまたま貰っただけ
嫉妬なのか
知らないけど
他に言い方が
あるんじゃないの‥？？
｢本気で言ってんの？｣
｢本気も何もないよ。
ヒロさんが言うから‥｣
｢平野ってやつと
今後 関わるな。
で、他のやつとも｣
｢……‥｣
｢聞いてんの？｣
｢……｣
｢おい!!｣
｢分かんない‥
ヒロさんが分かんない…
あたしは
ヒロさんの彼女だけど
ヒロさんのオモチャでも
なければ
家来でも奴隷でもない!!
平野くんのこと
気にいらないなら
もう話さないよ!
これで満足？｣
…………‥‥‐
｢まぁ確かに
あかりは家来でも
奴隷でもねぇよ。
けどあかりは
俺の彼女だろ？
男と楽しそうに
話してるの見たら
言うしかねぇじゃん。
それに
平野くんっていうの
やめろよ｣
ヒロさんが
何を言っても
理解できない‥
