一緒に泣きたくて



一緒に笑いたくて



一緒にどんな時間も
同じ気持ちでいたくて



"ヒロさんのためなら"と
あたしは前に進んだこともあった




子供だったあたしは
大人なヒロさんの存在が
遠いはずだったのに
いつも近くで笑顔を与えて
くれたから
どんなに広くて長くて
先が見えない道でも
貴方に付いて行けたんだよ





信じていたから

安心できたから




愛していたから



あたしは今日まで
【俺の女】を胸張ってやってこれた



あの日から今日まで‥


"俺の女"と言われた時から
あたしは自信を持って
ヒロさんの傍に居てこれたんだよ




辛くない
悲しくない
苦しくなんかない





だって






確かに


あたしはヒロさんの愛を



感じれたから




確かに


出会いが昨日の事のように
思い出し、嘘じゃないと
記憶が教えてくれるから






あたしは





幸せだったと思うんだ





だから




ありがとう





世界に一人の桐谷あかりを
愛してくれて






ありがとう‥―