「そんなの恵太くんには
関係ないでしょ‥?」
「ふ〜ん‥。不安なんだ?
男が離れてくね〜♪」
「最低‥。恵太くんって
好きな人でも
意地悪できるんだ‥
そんなの嫌われるだけだよ。」
ほんとは
からかってるだけ?
なら今すぐやめてよ‥。
「意地悪じゃねぇよ。
まぁあかりさんは
どう思うのか自由だけど
俺は真剣だ。マジで好き。
ものにできるなら
なんだってしてやるよ。」
顔が真剣‥
笑ってなくて
なんだか怖い
「‥あたしはね
ヒロさんしか好きになれない。
恵太くんが何をしようが
変わらないよ?
ヒロさんだって
きっとあたしを離したりしない。
信じてるから‥!!」
「………」
黙ってそっぽを向く恵太くん
バイトの人達が
次から次へて来だした
「みんな来てるし
始まるから行くね。」
恵太くんを抜いて
スタッフルームに
入ろうとした時
「‥‥っ?!」
腕を掴まれた。
トン‥
あたしはそのまま
壁に押され
「やめっ…‥!!」
キスされた―…‥
なかなか離してはくれず
あたしは力いっぱい
恵太くんを押した

