「お兄ちゃんの代わりに
探しにきたの♪
すぐ見つかったから
よかった〜☆」
「ヒロさんも
いるんですか??」
「うん!!
もうちょっと行ったとこで
待ってるよッ♪」
ヒロさんに会える‥
ヒロさんと話できる‥
やったぁ〜‥!!
「着物綺麗だね〜!!
あたしも着たいな☆
あかりちゃん
すっごく似合ってる!!」
「ありがとうございます‥///」
「お兄ちゃんも
惚れ直すだろーね」
「そ、そんなこと‥///」
"ふふっ"って笑う美紀さん
でも正直
ヒロさんに着物姿
見てほしかったから嬉しい
少し
恥ずかしいけどね…
「あそこだよ〜」
休憩所らしき場所に
ヒロさんはいた
「お兄ちゃ〜ん!!
連れてきたよ〜!!!」
こっちに気付き
微笑むヒロさんに
少しずつ近づいていく
「親、大丈夫だった?」
「うん。」
「あたしのおかげだよ〜??
感謝してよね!!
良い妹だよ。あたしは♪」
そう自分で言いながら
笑う美紀さんを見て
あたしも笑った
「ヒロ‥
誰?この子。」
…‥?

