「はじめまして。
あかりちゃんと同じ高校の
吉野 美紀っていいます。
あかりちゃんを
お借りしても
よろしいでしょうか。」






美紀さんはお母さん達に
丁寧な言葉遣いで挨拶した





「あ、どーも〜。
いつもあかりがお世話に
なってます。
よろしかったら
どうぞ連れていって
やってください。」





「いいの?」



「ええ。
いってらっしゃい。」




不気味なくらい
あっさりだな〜‥





「ありがとうございます。
ちゃんと家まで
送りますので。」



「まぁ。
しっかりしてる子ね〜!
美紀さんかしら?
これからもあかりと
仲良くしてやって
くださいね〜♪」




「はい。
分かりました。
では、また。
あかりちゃん行こ!!」




「はい。
じゃぁ行ってくる」




「気をつけてね〜♪」






あれは美紀さんのこと
気に入ったみたいだね‥





様子が全く違うもん






あ、そういえば‥




「美紀さん!!
さっきヒロさん
見たんですよ?!」



「やっぱり あかりちゃん
だったんだぁ〜♪
お兄ちゃんも
気付いてたみたいだよ。」



「え?!」






じゃぁ‥