「ほんと仲良いんだな
おまえら」



ヒロさんは笑いながら
言った





「うん!!
大親友だもん♪」



満面の笑みで答えると
さらにヒロさんは笑った






あたし今
すごく幸せ―‥





礼がいて




大好きなヒロさんがいる






これからもずっと






あたしのそばに





いてね‥みんな。






「もしまたあの男に
なんか言われたら
すぐ俺に言えよ?
礼ちゃんでもいいから」



「うん、分かった」



「あと‥
あいつのことは
もう本当に
切ってるから
心配すんな」




あいつ‥?




京子さんのこと‥?





あたしのこと
気を使って名前
言わないんだ〜‥




ヒロさん‥
ありがとう。




大丈夫だよ





ヒロさんを





信じてるから‥‐






「分かってる‥」





二人で微笑み合った






二人の絆は




ずっと ずーっと





深くなったんだ―‥