俺様男の子と泣き虫女の子




すると睨んでいた男子が
こっちへくる

私は怖くて実柚の後ろに隠れる


『ちょっ…春美っ…酷い!私だって怖いんだからっ』



『おい。』


その声で
実柚と私は固まった。


『聞いてんのか?』


ひぃぃぃぃ…

めっちゃ声低い…
絶対怒ってるよぉ


『聞いてんのかっつてんだけど』


『はいぃぃ!』

私はとっさに言った


『さっきからウゼェから』

『おい。冷たくねぇか?』
先輩は口を開いた


『はぁ?別にいいんじゃね』

『はぁ…お前な』


『俺の前で二度と騒ぐな』


『『はいぃぃ!』』

私と実柚は言った