蓮斗は「フッ…」って笑った後、私の頭をワシャワシャと撫でた。


「蓮斗は…何で私を彼女にするの?
他の子でいいじゃん?

こんな可愛くない私よりもっと綺麗で美人な子いるでしょ?」

「俺様は、お前に言ったんだ。

俺の女になれって。
なのに、何故他の女に言わなきゃいけない?

お前に惚れちゃいけないか?」

っー!
私も蓮斗に惚れちゃったのかな?

だから蓮斗にドキドキするのかもしれない…。


「ごめん。私、恋なんて知らない。」

「フッ…お前が知らなくても俺様が知ってる。


だから、一生ついてこい」

そう言った蓮斗はニカッと笑った。


私はこの眩しい笑顔を…絶対に守る。