死刑の日


「―じゃ~最初はなにして遊ぶ?」

そう。可愛い子供らしい声をだした。
先程の声でなく。

こんな小さな子からどうやったら出て来るのか、あんな恐ろしい声

「―外せ何なんだよガキがっ!遊ぶってなんだよ!?」

そう問いかけると少女は口を少し上げ薄く笑った
その行動は鳥肌がたった。

俺の身体には恐怖というものが押し上げて身体にじわじわっときた。

「まずわ。その五月蠅い口を塞ごうか。」

そう言って少女は出て行き
ガムテープを持ってきた。

強引に俺の口を塞いだ

「なにしょーかなぁ」

うーんっと首を傾げる少女は普通に見たら可愛いのだろう。けど俺にはその行動までもが恐ろしく感じる。

「ねぇ何する?前のお兄さんとは、ノコギリで遊んだの
私初めてでね最初どうするか分からなくてお兄さんの腕切っちゃたの。ハハハ」

おかしい可笑しすぎる

まさか、これが裏映像の死刑の日なのか?

そしたら俺は何をしたんだ。

「あれぇまさか。死刑の日ってやっとわかったのぉー 」

俺は何もしてない

「俺は何もしてないじゃないか!?」

そう言うと少女は笑った恐ろしいほど満面な笑みで