私は犬神連合協会に仕える者。

犬神連合の宮殿の『死者願叶班』へ戻ると、班長様と山田君のお姉さんが待っていた。

班長様が私に話しかけてきた。

「中神友美。今回は心配だったぞ。いつもうまく仕事をこなすのに、今回はてこずったようだな・・・。」

中神友美。それは私の名。

「ええ。私、恋をしてしまいかなりてこずりました。でも！山田君のお姉さん？私、ちゃんと伝えておきましたよ？『愛してる』って。」

私がそういうと、班長様が山田君のお姉さんに言った。

「これで、天国にいけるよね？行ってらっしゃい。」
と。

すると、山田君のお姉さんは答えた。

「そうね。ありがとうございました。おつかいさんもありがとう。」

きれいだなぁ・・・。

山田君に少し似てる。