隣の席の山田君

もし・・・山田君に『みた?』なんて聞かれたら・・・。

キーイ・・・。

そっと、荷物を机に入れ、朝連に向かった。

「はっ!はっ!はっ!はっ!はいっ!あたっ!」

誰もいない体育館。

その広さがまた私を一人にさせる。

「イー、アール、サン!スー、ウー、リュウ!」

練習していた時だった。

体育館のドアがキーィット開いた。

その先の人物は・・・。