その光景を私は唖然として見ていた

一体、今、何をしたんだろうか…?

今の世界はこういう事が出来るのだろうか




「おい、未来」



「…未来?」


いきなり一言、言われた言葉

一瞬、私の周りに違う人がいるのかと思って

辺りを見回すけど誰もいない

じゃぁ誰に?



「お前の名前だよ」

「私の…?」


「そうだ。お前はこれから




       『 城之関 未来 (ジョウノセキ ミライ)』 だ」