「そ、そんなことないよーっ! ね、真千ちゃん」 さっと真千ちゃんに視線を向ける。 「え゙…真千ちゃん…?」 もしかして、本気だったの? 目の前には、息が荒れた真千ちゃん。 「宮ちゃーん!胡桃ちゃんがずるしたーっ」 瑠優さんは先生に言いにいった。 どこの小学生だっ! 「宮河です!」 必死に否定する宮河先生。 あ、担任の先生の名前って"宮河"先生なんだ…。 知らなかった。