「私、翔様が話しているの初めて見たわー!」 「笑った姿もよ…」 「銀様も珍しい…」 集まっていた中の誰かが、そんなことを言っていた。 翔さん達も、造っているんだね。 もう1つの自分を。 私の切れかけていた意識が、そこでまた…切れた。 無理、しすぎちゃったかな。 近くに誰かがいるっていう事に慣れてなかったから…かな。 嬉しすぎて、心が疲れちゃったんだね。