驚いた。 なんだ、怖がらない人もいるんだ。 気味悪がるようだったら、思いっきり睨んでやろうと思ったのに。 「さあ、今日は疲れただろう? 荷物は届いているだろうから、部屋でゆっくり休みなさい」 部屋の番号がかかれたメモを渡される。 「はい。失礼しました」 一礼してから部屋をでた。 15階建て…? 何なの、この寮。 私の部屋番は…1502? 最上階じゃない! こんなのって…。