好きなブランド、答えてくれなかったな…。 ブランドなどはあまり気にしないのだろうか。 もしかして、私では手が出せない程高い物だったりするのかもしれない。 「…恐るべし、お金持ち」 ブルルッ と身震いする。 その間も蘭輝さんは鼻唄を歌いながらどんどん洋服を購入していく。 さっきは、すぐ届くと言っていたが、すぐとはどれくらいなのだろうか。 「ちょっと電話するわね」 「あ、はい」 私の返事を聞いてからワンプッシュでどこかに掛ける。