「ええっ!!どーすんのそれっ」 「うーん…帰るしか、ないのかなぁ」 そうなると、この学校ともおさらばになってしまう。 真千ちゃんとも、翔さんたちともお別れ。 それは嫌だな。 「…ウチはとめないよ」 「えっ?」 早く行ってしまえって事なのだろうか。 真千ちゃん、やっぱり私の事嫌いだったのかな? 「お嬢様の世界を知っているから言うけど、ウチにとめる資格はない。胡桃が決める問題だね」 嫌いだから、とか言う理由ではなくて安心する。